マウスピース用洗浄剤はどう使う?使用方法や正しい選び方について
インビザラインなどのマウスピース歯科矯正の治療を受けている方にとって、気になるのがどのような洗浄剤を使用すればいいのか、洗浄剤はどのように使えばいいのか、ではないでしょうか。
普段マウスピースを洗う機会がない分、洗浄剤の使用方法や選び方には疑問が生じやすいものです。
そこで、今回はインビザラインなどのマウスピース歯科矯正の治療を受けている方へ向けて、洗浄剤の使用方法や、洗浄剤の選び方などについてご紹介します。
マウスピース洗浄剤の使用方法
マウスピースを洗う際、どのように洗浄剤を使用すればいいのでしょうか。
まずは、マウスピース洗浄剤の使用方法について解説します。
泡タイプの場合
マウスピースの洗浄剤として人気が高い泡タイプ。スプレー式である製品が多く、マウスピースに直接泡を吹きかけるだけで洗浄が可能です。
製品によっては、泡を吹きかけた後にこすって汚れを落とさなければならないタイプもあるため、使用方法を確認しましょう。
洗浄液タイプの場合
マウスピースの洗浄剤の定番は、洗浄液を作るタイプです。タブレットを水に溶かして、専用の洗浄剤を作り、マウスピースに塗布して汚れをこすり落とします。
手間がかかる場合もあるため、マウスピース洗浄を時短したい場合は、前項の泡タイプを選ぶのがおすすめです。
漬け置きタイプの場合
手間なくマウスピースを洗浄したい方から、人気の高いのが漬け置きタイプです。深めの器に洗浄液を注ぎ、中にマウスピースを沈めるだけで洗浄が可能です。
漬け置き時間は、製品によって違いがあるものの、長いケースでは一晩、短いケースでは数十分から1時間程度です。
なお、漬け置き時間が短い製品にマウスピースを長時間沈めてしまうと、素材を痛めてしまう可能性があるので注意しましょう。
マウスピース洗浄剤の選び方
マウスピースの洗浄剤にはさまざまな種類があり、それぞれ使用感や効果などに違いがあります。
ここからは、マウスピース洗浄剤の選び方について触れていくため、ぜひ参考にしてみてください。
使い勝手
マウスピース洗浄剤を選ぶにあたって、まずポイントとして抑えておきたいのが「使い勝手」です。
洗浄剤の種類によって、使い方や使いやすさなどは異なります。自分のライフスタイルや性格などと照らし合わせて、使いやすそうと感じられる洗浄剤を使用することが重要です。
実際、マウスピースは毎日洗浄することとなるため、なるべく自分にとって負担のない洗浄剤を選ぶことをおすすめします。
入れ歯用は使わない
マウスピースの洗浄剤を使用するにあたって、「入れ歯用で代用するのはありなのか」などは気になるものではないでしょうか。
入れ歯用の洗浄剤は、あくまでも入れ歯の素材に向けて開発されているため、マウスピースに使用することはおすすめできません。
入れ歯用の洗浄剤では、マウスピースの素材に悪影響を与える恐れがあるためです。
マウスピースのお手入れでは、必ず専用の洗浄剤を使用しましょう。
コスパ
マウスピースの洗浄剤を購入する際には、コスパもチェックしたうえで選ぶことが重要です。
長期間定期的に購入することとなるため、自身の経済事情にマッチする洗浄剤を選ばないと負担が大きくなってしまいます。
無理のない範囲で継続して購入できるように、価格面に目を向けて洗浄剤を選びましょう。
マウスピース洗浄剤を使ううえでのポイント
マウスピースの洗浄剤を使用する際には、以下のポイントを抑えて実践しましょう。
食事の後や就寝前の洗浄がおすすめ
マウスピースを洗浄する際には、食事の後もしくは就寝前のタイミングがおすすめです。
食事の後、歯に汚れが付着したままマウスピースを装着してしまうと、虫歯を招くリスクを高めます。きちんと歯磨きをして、綺麗になった状態でマウスピースを使用してください。
また、就寝中は唾液の分泌が少なくなるなど、虫歯リスクを高めるタイミングです。就寝前に歯磨きをしてから、マウスピースをはめて就寝しましょう。
超音波洗浄機も併用するとより綺麗に
マウスピースの洗浄剤を使用してお手入れをする方法のほかに、超音波洗浄機も併用することをおすすめします。
超音波洗浄機は、洗浄剤では除去しきれなかった汚れもしっかりと落とせるため、より衛生的にマウスピースを使用できます。
インビザラインなどでマウスピース歯科矯正を検討している方は、ぜひ超音波洗浄機の購入も検討してみてください。
おわりに
本ページでは、マウスピースの洗浄剤について解説しました。洗浄剤によって使い方や使いやすさなどが異なるため正しく理解したうえで使用することが大切です。
ぜひ、今回ご紹介した内容を参考にしながら、自分に合うマウスピース洗浄剤を探してみてください。
本院 院長
林 清誠
保有資格
- インプラントアソシエイトフェロー(の称号)認定
- 口腔インプラントフェロー(の称号)認定
- JIAD口腔インプラント認定医
- JSOI口腔インプラント専修医
- 軽度認知障害支援歯科医
- 口腔インプラント専門医
詳細を見る
経歴 | |
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1990年 | 八尾市立永畑小学校 卒業 |
1993年 | 私立清風中学校 卒業 |
1996年 | 私立清風高等学校 卒業 |
2003年 | 愛知学院大学 歯学部 卒業 |
2003年 | 大阪大学歯学部付属病院 口腔治療科 入局 |
2004年 | 医療法人中村歯科 勤務 |
2005年 | 小田歯科 勤務 医療法人布川矯正歯科 非常勤務 |
2006年 | あべの歯科 医院長就任 |
2007年 | 清誠歯科 開業 |
2010年 | 社団法人 日本歯科先端技術研究所大阪 理事 就任 |
2011年 | 愛知学院大学歯学部大阪府同窓会 大阪愛歯会 理事 就任 |
2011年 | 医療法人清誠 清誠歯科 開設 |
Certificate | |
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2003年 | Akashi Orthodontic Research Group LEVEL ANCHORAGE SYSTEM |
2005年 | Straumann Dental Implant System ‘Basic Course’ |
2006年 | FEBS CLINICAL DENTISTRY TRAINING COURSE |
2006年 | C.E.R.I研修会 大阪コース (Clinical Endodontic Reseach Institute) |
2008年 | Daemon System Certification |
2009年 | A Comprehensive Spline Implant Training Course (Advance) |
清誠歯科は患者様の歯の健康を追求することを第一に、最高の治療環境を提供することにこだわっています。
例えば、治療にあたって医師それぞれの専門知識を活かした治療方針カンファレンスを行い治療の質を高めています。
そして、各種セミナーや学会の参加によって常に最新の技術習得に努める努力を続けています。
また、歯科衛生士・助手においても、定期的に勉強会を開催するなど、医療サービスの向上に努めております。
また、駐車場を設けて、お車でご来院される患者様へも配慮させていただいたり、診療時間を日曜日や平日の20時半まで伸ばしたりというように、通院しやすい環境を整えることで、最後まで治療していただけるようにしています。