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コラム

マウスピース矯正が安い理由4選【医師監修】おすすめブランドはどれ?デメリット・注意点まで解説

安いマウスピース矯正_アイキャッチ

安く矯正を始められる『マウスピース矯正』

歯列矯正は、100万円程度の高額な費用がかかる場合が多く、矯正したくても気軽に決められないですよね。

一方で、マウスピース矯正は20万円程度から始めることができ、手軽にできることから人気を集めています。

しかし、歯列矯正の相場から見ても格安なことから、『なんでこんなに安いの?効果は大丈夫なの?』と心配になることもあるでしょう。

清誠歯科編集部

編集部

この記事では、マウスピース矯正が安い理由や、相場・注意点まで解説します。

この記事のポイント
  • 軽度のマウスピース矯正の相場は30万円
  • 中程度のマウスピース矯正の相場は55万円
  • 重度のマウスピース矯正の相場は72万円
  • マウスピース矯正が安い理由は部分矯正が多い・材料費などが安いから
  • 安いマウスピースでおすすめはoh! my teeth
監修者写真

医師(歯科医)・清誠歯科 院長

林 清誠

愛知大学歯学部卒業。大阪大学歯学部付属病院 口腔治療科に入局後、複数歯科クリニックを経て、清誠歯科クリニックを開業。所属団体『日本歯科医師会』『日本矯正歯科学会』『日本歯科保存学会』『大阪大学歯学会』など。保有資格『インプラントアソシエイトフェロー(の称号)認定』など 詳しくはスタッフ紹介

※当記事でおすすめしている商材は、清誠歯科編集部が独自調査に基づいて選定したものであり、医師は関与しておりません。

マウスピース矯正が安い理由は3つ!デメリットや注意点はある?

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正などの他の矯正と比べ格安で歯列矯正をすることができます

その安さから、なぜこんなに安いの?といった疑問を感じることでしょう。

結論、マウスピース矯正が安い理由は、以下の3つです。

マウスピース矯正が安い理由①国内ブランドで自社製造だから

安いマウスピース_理由

国内ブランドで自社製造のマウスピース矯正は、安い傾向にあります

『インビザライン』をはじめとする海外ブランドのマウスピース矯正は、人件費や材料費、輸送費等がかかるためマウスピース矯正の中でも高額です。

一方で、oh! my teethや湘南マウスピースなどの国内ブランドは、輸送コストがかからないため、比較的安価で矯正を始めることができます

また、マウスピースを自社で製造しているのも、安い理由の一つです。

マウスピースブランドが、製造を他社に依頼していない場合、中間マージンがかからないため、製造費用が安く抑えられます。

このように、『国内ブランド』『自社でマウスピースを製造している』ことが理由で、安くマウスピース矯正ができるのです

マウスピース矯正が安い理由②部分矯正が中心だから

マウスピース矯正_対応症例

マウスピース矯正が安い理由の2つ目は、部分矯正が施術対象の中心となるためです。

部分矯正とは、前歯のみや下顎のがたつきを修正するなど、部分的に歯列を整える処置を指します。

マウスピース矯正は、歯を大きく動かしたり、横に動かす必要があるような症例は苦手とされています。

そのため、マウスピース矯正では、部分的な矯正での利用が多く、価格が安く感じやすいといえます。

マウスピース矯正が安い理由③自由診療のため価格設定が柔軟だから

マウスピース矯正が安い理由の3つ目は、多くが自由診療のため、価格の設定が柔軟なことが挙げられます。

生活や健康面で支障が出ると医師が判断した場合に適用される保険診療は、あらかじめ価格が決められています。

一方で、保険診療の適用範囲外である、軽度な矯正や見た目の美しさを目的とした歯列矯正は自由診療となります。

自由診療の場合、処置をするクリニックが自由に価格を決められるため、格安での矯正も可能です

清誠歯科編集部

編集部

薬事法上、矯正用マウスピースは医療機器と認められていないため、マウスピース矯正は基本的に自由診療となります。

マウスピース矯正が安い理由④ワイヤー矯正よりも人件費や材料費がかからない

マウスピース矯正が安い理由の4つ目は、他の矯正と比べ人件費や材料費がかからないためです。

代表的な矯正の種類である『ワイヤー矯正』は、医師による器具の装着や定期的な診察・調整が必要となり、人件費がかさむため高額になりがちです。

また、高額なマウスピース矯正である『インビザライン』は、材料費や精密検査等の人件費がかかるため、高額になっています。

一方で、安いマウスピース矯正は、人件費や材料費をデジタル技術で代用しており、精密な3Dプリンターでマウスピースを製造しています

清誠歯科編集部

編集部

3Dプリンターで製造することで、スピーディーなマウスピースの製造も実現しています。高額なマウスピースと比べ、デジタル技術を利用しているマウスピースは、取り替えや紛失・破損時の対応が速いのもメリットです。

マウスピース矯正が安いおすすめブランドの値段比較!平均の値段はいくら?

マウスピース矯正の値段の平均は、症状の程度によって異なります。

結論、マウスピース矯正は、軽度は『30万円程度』中程度は『55万円』重度は『72万円』が平均的な値段です。

程度 価格
軽度 297,072円
中程度 547,333円
重度 720,700

人気なマウスピース矯正ブランドの価格比較は以下のとおりです。

⇩軽度のマウスピース矯正の値段比較

ブランド 価格
キレイライン矯正 198,000円
hanalove 217,800円
ウィスマイル 231,000円
湘南マウスピース 248,000円
インビザライン 300,000円
ディパール 308,000円
ゼニュム 324,000円
hanarabi 330,000円
オーマイティース 330,000円
ウィスマイル 352,000円
ディパール 429,000円

⇩中程度のマウスピース矯正の値段比較

ブランド 価格
キレイライン矯正 330,000円
hanalove 382,000円
hanarabi 495,000円
ウィスマイル 517,000円
湘南マウスピース 528,000円
ディパール 554,000円
オーマイティース 660,000円
ウィスマイル 660,000円
インビザライン 800,000円

⇩重度のマウスピース矯正の値段比較

ブランド 価格
キレイライン矯正 462,000円
ゼニュム 575,000円
hanarabi 600,000円
ゼニュム 660,000円
ディパール 693,000円
湘南マウスピース(抜歯なし) 713,500円
hanalove 770,000円
ウィスマイル 880,000円
インビザライン 900,000円
湘南マウスピース(抜歯あり) 953,500円

マウスピース矯正が安いおすすめブランド5選【2025年最新版】

マウスピース矯正 プラン 料金(総額) 治療期間 通院頻度 治療範囲 有料 無料サポート
oh! my teeth 軽度 330,000円 3~6ヶ月 なし※1 歯並びの状態によっては複数回の通院が必要 部分 紛失/破損時の追加リテーナー(方顎 5,500円) 診断料・初診料・矯正前処置・LINE/ビデオ通話などオンライン相談
中程度 660,000円 6~12ヶ月 なし※1 歯並びの状態によっては複数回の通院が必要 全体 紛失/破損時の追加リテーナー(方顎 5,500円) 診断料・初診料・矯正前処置・LINE/ビデオ通話などオンライン相談
hanarabi 軽度 330,000円 5~7ヶ月 最低1回 部分〜全体 診察料・紛失/破損時の追加リテーナー(方顎 5,500円) 初診料・ホワイトニング剤(未成年は対象外)・アタッチメント・歯の研磨・メディカルチームサポート
中程度 495,000円 7~10ヶ月 最低1回 部分〜全体 診察料・紛失/破損時の追加リテーナー(方顎 5,500円) 初診料・ホワイトニング剤(未成年は対象外)・アタッチメント・歯の研磨・メディカルチームサポート
重度 600,000円 8~18ヶ月 最低1回 部分〜全体 診察料・紛失/破損時の追加リテーナー(方顎 5,500円) 初診料・ホワイトニング剤(未成年は対象外)・アタッチメント・歯の研磨・メディカルチームサポート
キレイライン矯正 軽度 198,000円 2.5ヶ月~1年 2.5ヶ月に1回 部分 初診料3,300円・再診療3,300円・紛失/破損時の追加リテーナー(方顎 6,600円)・その他追加処置・リテーナー(22,000円)
中程度 330,000円 2.5ヶ月~1年 2.5ヶ月に1回 部分〜全体 初診料3,300円・再診療3,300円・紛失/破損時の追加リテーナー(方顎 6,600円)・その他追加処置・リテーナー(22,000円)
重度 462,000円 2.5ヶ月~1年 2.5ヶ月に1回 部分〜全体 初診料3,300円・再診療3,300円・紛失/破損時の追加リテーナー(方顎 6,600円)・その他追加処置・リテーナー(22,000円)
インビザライン 軽度 200,000~400,000円 3~4ヶ月 クリニックによる 部分〜全体 クリニックによる クリニックによる
中程度 700,000~900,000円 1年程度 クリニックによる 部分〜全体 クリニックによる クリニックによる
重度 800,000~1,000,000円 1年半~3年程度 クリニックによる 部分〜全体 クリニックによる クリニックによる
ウィスマイル 軽度 231,000円 1.5〜2.5ヶ月 クリニックによる 部分〜全体 紛失/破損時の追加リテーナ(クリニックによる)・その他追加処置 初診料(相談+検査+診断)・調整料・保定料
軽度 352,000円 3~4ヶ月 クリニックによる 部分〜全体 紛失/破損時の追加リテーナ(クリニックによる)・その他追加処置 初診料(相談+検査+診断)・調整料・保定料
中程度 517,000円 4~6ヶ月 クリニックによる 部分〜全体 紛失/破損時の追加リテーナ(クリニックによる)・その他追加処置 初診料(相談+検査+診断)・調整料・保定料
中程度 660,000円 5~9ヶ月 クリニックによる 部分〜全体 紛失/破損時の追加リテーナ(クリニックによる)・その他追加処置 初診料(相談+検査+診断)・調整料・保定料
重度 880,000円 10ヶ月以上 クリニックによる 部分〜全体 紛失/破損時の追加リテーナ(クリニックによる)・その他追加処置 初診料(相談+検査+診断)・調整料・保定料

oh!myteeth

マウスピース矯正_安い_ohmyteeth

プラン 料金(総額) 治療期間
軽度 330,000円 3~6ヶ月
中程度 660,000円 6~12ヶ月

oh!my teethは、通院不要の完全オンラインでできるマウスピース矯正です。

初回検診・矯正前・矯正後の3つのタイミング以外で、通院する必要がなく※忙しい方でも継続しやすい点が魅力です。

通院による検診がない代わりに、LINEで週に1回の写真送付と医師による検診・24時間の相談サポートも完備されているので、トラブル時も安心です。

また、矯正のシミュレーションはいつでもスマホから確認ができ、将来的な歯並びを確認できるため、モチベーションも維持しやすいです。

LINEでの相談や、オンライン診療は診断料が無料で、追加費用が発生しにくく、安く歯列矯正をしたい方におすすめです。

清誠歯科編集部

編集部

デジタル技術を利用した、シミュレーションと効率の良い矯正技術が特徴です。最短3ヶ月で歯列矯正が完了するので、急ぎの方も利用しやすいでしょう。

※歯並びの状態によっては複数回の通院が必要

hanarabi(ハナラビ)

マウスピース矯正_安い_

プラン 料金(総額) 治療期間
軽度 330,000円 5~7ヶ月
中程度 495,000円 7~10ヶ月
重度 600,000円 8~18ヶ月

hanarabi(ハナラビ)は、検診や診断を矯正の専門医が診断する手厚い環境が特徴のマウスピース矯正です。

マウスピース矯正を開始する際には、矯正の専門医が治療プランを作成し、矯正中はLINEで気軽に医師に相談ができます。

通院は、最低1回で最低限です。2週間に1回、経過写真を医師に送ることで、少ない通院数でも効率的に治療が行えます。

また、ホワイトニング剤もついてくるので、歯列だけでなく見た目を総合的にケアできる点も人気な理由の一つです。

清誠歯科編集部

編集部

hanarabi(ハナラビ)は365日の医療チームのサポートや、歯の研磨も無料なため、費用の面でも安心してマウスピース矯正を始められます。

キレイライン矯正

マウスピース矯正_安い_キレイライン矯正

プラン 料金(総額) 治療期間
軽度 198,000円 2.5ヶ月~1年
中程度 330,000円 2.5ヶ月~1年
重度 462,000円 2.5ヶ月~1年

キレイライン矯正は、安いマウスピース矯正の中でも低価格で歯列矯正が始められる国内マウスピースブランドです。

また、1回ごとに支払い・治療ができる都度払い制度ができ、まとまった金額がない時や、プランの回数もいらないごく軽度の矯正の場合も利用ができます。

さらに、マウスピースは国家資格を持つ歯科技工士が医師の指示のもとデザインされており、高品質であることが魅力です。

全国125院もの提携クリニックがあり、通院やトラブル時のフォローアップ体制も安心ができます。

清誠歯科編集部

編集部

キレイライン矯正の通院頻度は、2.5ヶ月に1度のペースで忙しい方でも継続しやすいでしょう。

インビザライン

マウスピース矯正_安い_インビザライン

プラン 料金(総額) 治療期間
軽度 2~400,000円 3~4ヶ月
中程度 7~900,000円 1年
重度 ~1,000,000円 1.5~3年

インビザラインは、マウスピース矯正の火付け役でも知られる大手海外発マウスピース矯正ブランドです。

世界的に症例数が多く、歯列矯正装置として、初のグッドデザイン賞も受賞しており、信頼性の高い点が人気を集めています。

また、治療した症例の論文も発表しており、マウスピース矯正の中でも本格派なブランドといえます。

一方で、海外ブランドということもあり、価格は高額となっており、中程度〜重度な症例の場合100万円を超える費用なる点に注意が必要です。

清誠歯科なら、日本矯正歯科学会の認定医が在籍しており、安心してインビザラインを受けることができます。

また、清誠歯科のインビザライン治療は、患者さまがご負担を減らすため、利息無料の分割払いが可能です。

月々の負担を少なく、低価格でインビザライン治療ができます。

ライトプラン​
前歯の軽度な症例や後戻りの方
フルプラン​
歯列全体の矯正​
複雑な歯並びや抜歯を伴う方
矯正相談 無料 無料
精密検査 ¥44,000 ¥44,000
治療費 ¥440,000 ¥770,000
2025年6月迄のご契約が対象です
調整料 無料 無料
保定装置 無料 無料

 

清誠歯科のインビザラインフル
見えないマウスピース矯正
77万円

メールは24時間受付中
今すぐ無料相談

清誠歯科編集部

編集部

インビザラインは提携のクリニックで受けることができます。通院頻度は、受診をするクリニックで確認しましょう!

ウィスマイル

マウスピース矯正_安い_ウィスマイル

プラン 料金(総額) 治療期間
軽度 231,000円 1.5〜2.5ヶ月
軽度 352,000円 3~4ヶ月
中程度 517,000円 4~6ヶ月
中程度 660,000円 5~9ヶ月
重度 880,000円 10ヶ月以上

ウィスマイルは、追加料金が発生しにくいことで人気のマウスピース矯正です。

通常は費用が発生する、調整料や保定料が治療費に含まれているため、プラン以外の料金がかかりにくいのが特徴です。

提携クリニックは認定資格などで厳選されており、各種認定資格を保有する質の高いクリニックで治療を受けることができるため、安心して継続することができます。

清誠歯科編集部

編集部

ウィスマイルは初診料も無料※なため、安くマウスピース矯正をしたい方にもおすすめです。

※一部クリニックでは有料

安いマウスピース矯正を選ぶ失敗しない3つの方法

安いマウスピース矯正を選ぶ際には、処置を受けるクリニックやブランドの選び方が重要です。

結論、安いマウスピース矯正を選ぶ失敗しない方法は以下の3つです。

認定医が在籍しているかどうか

安いマウスピース矯正を選ぶ際には、日本矯正歯科学会の認定医が在籍しているクリニックを選ぶと安心です。

認定医とは、一定期間の臨床経験や、学会発表を行い、学会の審査に通過した医師が持つ認定資格です。

厳しい基準をクリアした認定医は、細かい分析や幅広い症例に精通している場合が多く、治療の成功率を上げることができます

マウスピースでの矯正を検討する際には、処置を受けるクリニックなどに日本矯正歯科学会の認定医が在籍しているかどうかも比較の判断軸としておきましょう。

マウスピース矯正の値段を抑えるなら追加料金の有無を必ず確認する

マウスピース矯正の値段を抑えるには、診察料や前処置などの追加料金の有無を確認することが重要です。

マウスピース矯正は基本的に自由診療のため、診察料は3,000~5,000円かかる可能性があります。

そのため、マウスピース自体の価格が安くても、追加料金で全体的な費用が高くなる場合もあるため注意が必要です。

よくある追加料金は以下のとおりです。

◆ マウスピース矯正の追加料金
  • 初診料
  • 再診療
  • 精密検査料
  • 前処理料(IPRやブラケット)
  • 破損・紛失時のマウスピース追加製造料

清誠歯科編集部

編集部

特に初診料や、検査料は無料のマウスピース矯正もあるので、確認をしておくと費用を抑えることができるでしょう。

カウンセリングが丁寧で納得ができる説明があるか

マウスピース矯正で失敗しないためには、カウンセリング・問診の際の対応で納得ができるかどうかも重要です。

基本的に歯列矯正は、3ヶ月から長いものでは3年以上の長期的な処置を受ける場合がほとんどです。

また、費用も安くはないので、納得できるかどうかの判断は非常に重要です。

特に、マウスピース矯正のカウンセリング・問診で確認しておくべき事項は以下のとおりです。

◆ マウスピース矯正の初診で確認すること
  • 理想の歯列にすることは可能なのか
  • 全体でどの程度の期間を要するのか
  • 追加で必要となる処置は発生しそうか
  • リスクや副作用
  • 追加の費用は発生するのか
  • トラブル時の対応はあるのか
  • 紛失・破損時の対応はどのくらいの期間を要するか

清誠歯科編集部

編集部

歯列矯正は長期間行うため、長く付き合うことができ、コミュニケーションがとりやすいかどうかも非常に重要です。

安いマウスピース矯正をするメリット・向いている人

マウスピース矯正は、安く・短期間で矯正が終わるといったメリットがあります。

中でも、特に安いマウスピースがおすすめな人はどういった人なのでしょうか?

結論、安いマウスピース矯正のメリット・向いている人は以下のとおりです。

部分的に歯列矯正をしたい人

部分的に歯列矯正をしたい人は、安いマウスピース矯正に向いているでしょう

マウスピース矯正は、特に前歯のみなどの部分的な矯正の場合、安く・短期間で完了できることがほとんどです。

軽度な矯正の場合、費用が高くなりがちなワイヤー矯正より、手軽に矯正を始められるマウスピース矯正が向いているといえるでしょう。

清誠歯科編集部

編集部

マウスピース矯正なら、見た目も透明なため、矯正していることが周りにもバレにくく、生活の負担にもなりにくいです。軽い矯正の場合は、こういった気軽な矯正も選択肢の一つといえます。

短期間で歯列の見た目を整えたい人

マウスピース矯正は、デジタル技術を駆使した精密な治療計画に基づいて進められているため、短期間で治療を進めることができます。

治療開始前に3Dスキャンで歯の状態を詳しく分析し、理想的な歯並びまでのステップを細かく設計をします。

その結果、無駄なく効率的に歯を動かすことができるため、治療期間が短縮されるのです。

また、1枚ごとのマウスピースは一般的に0.25mm単位程度で歯を動かすように設計されており、患者さんの歯の動きに合わせて段階的に調整されます。

この精密なコントロールが、従来の矯正方法よりも早く効果を出せる理由の一つです。

費用が高額で歯列矯正ができないと感じている人

従来のワイヤー矯正に比べて、マウスピース矯正は費用が抑えられる場合があります。

特に、オンライン矯正サービスを活用すれば、通院の手間も少なく、さらにコストダウンが可能です。

  • 費用の目安:マウスピース矯正は30万〜80万円程度が一般的ですが、オンライン矯正なら20万円前後でできるプランも。
  • 透明で目立たない:見た目を気にせず日常生活を送れるのも、マウスピース矯正の大きな魅力

安いマウスピース矯正をするデメリット・向いていない人

マウスピース矯正は、透明で目立たない上に取り外しもできる手軽さから、多くの人に人気の矯正方法です。

特に最近では、安価なマウスピース矯正が増えており、「気軽に始められる!」と考える方も多いでしょう。

しかし、安いマウスピース矯正には見落としがちなデメリットがあり、すべての人に適しているわけではありません。

結論、安いマウスピースのデメリット・向かない人は以下のとおりです。

噛み合わせまで矯正したい人

安価なマウスピース矯正は、前歯の見た目だけを整えることに特化している場合が多く、噛み合わせ(咬合)の調整までは対応していないことがほとんどです。

噛み合わせが適切でないと、食事中の違和感や顎関節症、頭痛などの健康問題に発展する可能性があります。

奥歯の歯列から完璧に整えたい人

安価なマウスピース矯正では、奥歯の歯列矯正が含まれていないことが多く、全体のバランスが崩れてしまうことがあります。

見た目が整っても、奥歯の噛み合わせが悪いままだと、長期的には再矯正が必要になることも

マウスピース矯正に不適合な歯並びの人

マウスピース矯正は軽度から中程度の歯列不正に向いていますが、重度のガタつきや複雑な歯並びには対応できない場合があります。

特に、ねじれた歯や過剰な出っ歯、深い噛み合わせ(ディープバイト)はマウスピース矯正では治療が難しいことがあります。

安いマウスピース矯正で起こる3つのリスク・危険性

マウスピース矯正は、費用が安く、早く矯正が終わるなどメリットも多いですが、適切な処置をしないと予期しないリスクを招くことがあります。

特に、フィット感やアフターケアの面で十分な配慮がなされていない製品は、口内トラブルの原因となることが少なくありません。

結論、安いマウスピース矯正で起こるリスクや危険性は以下の3つです。

アフターケアが不十分で口内が不健康になる

安いマウスピース矯正では、治療後のアフターケアが十分に提供されないことが多く見られます。

通常、矯正中は定期的な歯科医のチェックが必要ですが、安価なサービスではその頻度が少なかったり、オンラインのみで完結する場合もあります。

この結果、歯の動きに異常があっても気づかずに進行してしまい、歯茎の炎症や虫歯、歯根吸収といった問題を引き起こす可能性もあります。

特に、矯正器具自体の衛生管理が行き届かない場合、細菌の繁殖による口臭や歯周病のリスクも高まります。

清誠歯科編集部

編集部

オンライン診療の場合は、マウスピースの適切な使用と定期的な検診が重要です。異常を感じた際のフォロー体制が整っているかもチェックしましょう。

噛み合わせがずれてしまい生活に支障が出る

マウスピース矯正で行う部分矯正は、慎重な検査を行わないと噛み合わせがずれてしまう可能性があります。

部分矯正は、前歯などの特定の歯だけを動かす治療です。

しかし、歯は1本1本が連動して動くため、一部の歯だけを矯正すると全体のバランスが崩れ、噛み合わせに影響を与えることがあります。

これにより、食事の際の違和感や頭痛、肩こり、さらには顎関節症といった二次的な問題が発生することも

噛み合わせの問題は生活の質に大きく影響するため、矯正治療は慎重に進める必要があります。

精密な診断を行わなずに、マウスピース矯正を始めてしまうと、こうしたリスクが発生するので、検査がない安いマウスピース矯正は利用しないようにしましょう。

顎拡大を行った場合には出っ歯になるリスクがある

顎拡大(あごかくだい)は、歯並びの改善や噛み合わせの調整のために行われる治療法の一つで、特に成長期の子どもに対して行われることが多いです。

狭い上顎を広げることで歯が並ぶスペースを確保し、歯列の乱れを改善することが目的ですが、誤った方法や過度な拡大は「出っ歯」になるリスクを伴います。

顎拡大の治療中は、定期的に歯科医院でチェックを受けることが大切です。

清誠歯科編集部

編集部

歯や顎の動きに異常が見られた場合、早期に対応することで出っ歯のリスクを最小限に抑えることができます。

安いマウスピース矯正は無料相談が要!まずは無料で診断してみましょう

マウスピース矯正は手軽で見た目も自然なことから、多くの人に選ばれていますが、最近では「安さ」をウリにしたマウスピース矯正サービスも増えています。

コストが抑えられるのは魅力的ですが、その反面、品質や安全性に不安を感じる方もいるのではないでしょうか?

特に口元の健康や見た目に関わる矯正治療は、慎重に進めることが大切です。

そこでおすすめなのが、無料相談や無料診断を活用することです!

多くの矯正クリニックやオンラインサービスでは、初回のカウンセリングや簡易診断を無料で提供しています。

この無料相談を利用すれば、自分の歯並びの状態や、実際にどのくらいの費用がかかるのかを確認できるだけでなく、不安な点や疑問も直接専門家に相談することができます。

本院 院長

清誠歯科院長 林清誠

林 清誠

保有資格
  • インプラントアソシエイトフェロー(の称号)認定
  • 口腔インプラントフェロー(の称号)認定
  • JIAD口腔インプラント認定医
  • JSOI口腔インプラント専修医
  • 軽度認知障害支援歯科医
  • 口腔インプラント専門医

詳細を見る

経歴
1990年 八尾市立永畑小学校 卒業
1993年 私立清風中学校 卒業
1996年 私立清風高等学校 卒業
2003年 愛知学院大学 歯学部 卒業
2003年 大阪大学歯学部付属病院 口腔治療科 入局
2004年 医療法人中村歯科 勤務
2005年 小田歯科 勤務
医療法人布川矯正歯科 非常勤務
2006年 あべの歯科 医院長就任
2007年 清誠歯科 開業
2010年 社団法人 日本歯科先端技術研究所大阪 理事 就任
2011年 愛知学院大学歯学部大阪府同窓会 大阪愛歯会 理事 就任
2011年 医療法人清誠 清誠歯科 開設
Certificate
2003年 Akashi Orthodontic Research Group 
LEVEL ANCHORAGE SYSTEM
2005年 Straumann Dental Implant System ‘Basic Course’
2006年 FEBS CLINICAL DENTISTRY TRAINING COURSE
2006年 C.E.R.I研修会 大阪コース
(Clinical Endodontic Reseach Institute)
2008年 Daemon System Certification
2009年 A Comprehensive Spline Implant Training Course (Advance)

清誠歯科は患者様の歯の健康を追求することを第一に、最高の治療環境を提供することにこだわっています。

例えば、治療にあたって医師それぞれの専門知識を活かした治療方針カンファレンスを行い治療の質を高めています。

そして、各種セミナーや学会の参加によって常に最新の技術習得に努める努力を続けています。

また、歯科衛生士・助手においても、定期的に勉強会を開催するなど、医療サービスの向上に努めております。

また、駐車場を設けて、お車でご来院される患者様へも配慮させていただいたり、診療時間を日曜日や平日の20時半まで伸ばしたりというように、通院しやすい環境を整えることで、最後まで治療していただけるようにしています。

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